ここ数年「ブースター化粧品」という言葉を耳になさることはありませんか?
ここ数年「ブースター化粧品」という言葉を耳になさることはありませんか?
美容液タイプ、クリームタイプと様々な商品が販売されていますので、今日はこのブースター商品についてお話します。
ブースターとは、下から上へ押し上げるものと言う意味を持っており、一般には電圧を上げる機器や、ロケットを打ち上げるときの補助用ロケットなどを指す言葉として使われていますが、化粧品でもより浸透性を高め、効果を倍増させるためのもの、という意味にして、今使っているご自分の化粧品を使いながらブースター商品を一品加えることで更に美容効果を高めましょう、ということです。ですから、使用方法は、洗顔後の何もつけていないお肌に最初につけてから化粧水、美容液、、、といつも通りにお手入れをすれば「お肌にグングン浸透していつもの化粧品の効果をアップ、毛穴も小さくなり、お肌に透明感とツヤがでて、小ジワはなくなる」と、まるで魔法のようなキャッチコピーです。
実際に私も美容液タイプ、クリームタイプ共に数社の商品を使用してみました。特に美容液タイプはヒアルロン酸が主成分のテクスチャーで、滑るようなツルツル感があります。ヒアルロン酸は1グラムで600ccの保水力があると言われていますので、化粧水という水分を付ける前に先にヒアルロン酸の膜が肌の上にできているなら、いつもの化粧水も丁寧につければしっかりと水分を抱え込みみずみずしい肌になり小ジワも軽減されます。
特に今年の冬は雨が少なくかなり乾燥していますので、皮膚表面の角質層はカサカサ、パリパリ状態です。こんなときこそブースター化粧品が効果を発揮するというわけです。
日頃私達が使っている化粧品は、第二次世界大戦後にアメリカから入ってきた西洋式の化粧法ですが、70年も経つとすっかり日本に定着して日本の化粧品会社は大変な技術進歩をしたものだと改めて感じ入る次第です。そして、更に販売競争も激しくなった今、化粧品メーカーを切り替えて購入していただくのは難しくても、1品足して美容効果をアップするというキャッチコピーで売上を伸ばせれば、と考える化粧品メーカーの戦略なのでしょうか。今や星の数ほどもある商品の中から本当に自分の肌に合った化粧品を探して迷っている女性の心を掴んだ新ジャンルの商品が、ブースター化粧品ではないかと思えます。
しかし、その反面意地悪いものの見方をすれば、科学を極めて作られている現代の化粧品は、品質向上においては戦後すぐの頃の製品とは比べようもありませんのでブースター化粧品とはいっても、ただの美容液やクリームかもしれません。それを見極めるのは、消費者としてのあなたです。
いつまでも美しくいたいと願うのは女性として当然のことですが、本当に美しい肌を維持したいと望むなら、日々の手入れを怠ってはなりません。
クレンジング、洗顔、整肌という基本にプラス、ブースター化粧品を使うときも正しい使用法を理解して、丁寧に自分の手で行うことを忘れてはいけません。
ブースター化粧品を使っているから大丈夫などと思わず、日々の積み重ねが大切と、肝に銘じて毎日のおていれをなさって下さい。
